パリジェンヌのリアル〜独身編〜

男女同権が進むフランスで働く女性は、どんな『自分らしい』働き方生き方をしている？今回は国際通商会社に勤めるパリジェンヌ、ユーカさんが日常・仕事・悩みを赤裸々に語ってくれました。

ユーカ(@meli_isis_)／国際通商会社勤務／20代

「国際通商会社で事務員として勤務しています。受付として訪問者対応や電話応対などを行う任務に就いています。 会社主催の定期イベントでは、訪問者を案内し、展示されているブランドについての説明を行ったりします。必要に応じて資料作成なども任されます。」

「経済的な理由と、海外へ出張の機会があるためです。」

「フレックス制で出勤できるので基本的に私の希望通りに調整しています。」

「ありますが、詳細は知りません。」

「パリは比較的解放された都市であり、女性がキャリアを作る機会は男性と同じくらい非常に多いと思います。 また保育園が多く、費用も安いので、キャリアを作りたいと思うパリジェンヌには日本のように『家庭問題』は生じません。」

「仕事は、充実した気分にさせてくれるものです。 仕事で困難を乗り越えれば、自分に自信を持つこともできます。 将来の家族のために、明るい未来を確実にするために、現在と未来の私生活を豊かにする方法でもあると思っています。」

「出勤する頻度は低くなる可能性はありますし、仕事内容を変えるかもしれません。しかし、『仕事をしない』という選択肢は基本的にありません。」

「私の職場で、『ガラスの天井』を経験したことがある女性を一人だけ知っています。 彼女は、仕事をする十分な能力がないと男性上司に判断され、希望のポジションに就くことができませんでした。しかし、彼女は屈することなく自分の能力があることを主張、周囲に認められる実績で適正を証明し、結果的にはそのポジションに就くことができたのです。『ガラスの天井』はそれほど硬くはないと思います！」

「仕事で悲しいと思うことは滅多にありません。困難はありますが、それは乗り越える価値のあるものだと信じているので努力を重ねるだけです。やりたいことがたくさんあり、日々タスクに追われていて忙しいので、仕事での悩みは特にありません。私生活で息抜きを必要とする時は、テレビを見たり、友達とスポーツをしたり、ビデオゲームをしてストレスを発散します。」

「家族の健康上の問題で悩みがあります。」

「当たり前だったことが、当たり前じゃなくなる日はいつやってくるか分からない。私は、家族の病気を知ったとき、まず自分が自立することを意識しました。それを機に、色々な仕事を経験し、人間関係の輪も広がりました。」

「辛いのは自分だけじゃないから、自分にできることをするのみ！」

「家族皆で乗りきることはとても大切なことだけど、皆で同じことをするのではなく家族の中でもそれぞれが自立していることが大前提だと思う。だから、私は誰にも頼らずとにかく『インディペンデント』でいたい。」

「10年後には、切望している会社の1つに入っているといいなと思います。そして、たくさん旅行する機会があることを願います！」

「願えば叶う。」

不合理で理不尽な事態って誰にでも起こりうること。努力も知恵も歯が立たなくて、まるで人生が制御不能になるほど堕落してしまったり…。ユーカさんが悩みと向き合い、今のように前向きになるには時間がかかったかもしれないけれど、自分の中で折り合いをつけ、学びを見出しことは素晴らしいし、その姿勢から私も学ばせてもらいました。（by ELIE from Paris）

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